牛さんを見てきました‼️~家族で考えてほしい、家畜の命のこと~
こんにちは、青山です☀️
いよいよ夏休みが明けて9月ですね😄
夏休みは子どものお昼ご飯、夏休みが明けたらお弁当、本当に世のお母さん方には頭が上がりませんね🙇
さて、日曜日のことですが、妻の従姉妹が酪農家さんでして、息子ちゃんを連れて牛さんを見てきました🐄
初めて見る牛さんに怖がって泣いちゃうかなと思ったら
80頭の牛を前に息子ちゃんは大興奮😁👏
「おー!おー!」と声を上げておいでおいでと、手で仕草してました🤩
この白黒模様の牛さん、牛と言えばこの模様を思い浮かべる方も多いのではと思います。
ホルスタインという品種の牛で、現在日本で飼養されている乳牛の大半はホルスタイン種です🐄
肉用牛の農家さんのお話はたまに聞かせてもらうこともあるのですが、酪農家さんのお話は知らないことも多く、とても勉強になりました🤓
ここで皆さんに考えていただきたいのは家畜の「命」についてです。
こちらの酪農家さんは、酪農家を始めて8年。
最初は10数頭の雌のホルスタインを子牛から育てたそうです。
今は成牛を北海道から買い付けているとの事。
乳牛は子牛を産んで初めて乳を出します。
生まれてから約1年半で大人の牛(成牛)になり最初の妊娠をさせます。
そして、妊娠から約10カ月後に出産して、
乳を出す「乳牛」として活躍するようになります。
出産後は300~330日間、乳を搾りますが、
その間に、再び妊娠させます。次の出産が近くなると出産に向け体力をつけさせるため、搾乳をやめて体を休ませます。
そして、出産後に搾乳するというサイクルを繰り返します。
(参照:乳牛のこと知っていますかhttps://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_000976.html)
さて、ここで酪農家さんにも2つのパターンがあるそうです。
それは産まれた子牛をどうするかです。
というか、「どの子牛を産ませるか」です。
子牛を自分たちで育てて乳牛にするのであれば、ホルスタインの種をつけます。
しかし、乳牛にできるのは当然雌牛のみ。
もし、雄が産まれたら?
去勢をして、肉牛にするしかありません。
通称「ホルヌキ」と呼ばれる品種で、「霜降り」は期待出来ないお肉になります。
お邪魔した酪農家さんとところでは、
肉用種の種をつけて、産まれた子牛を生後2ヶ月で
契約している肉用牛を飼養する肥育農家に
卸しているそうです。
つまり、私たちが食べているお肉になるための子牛を産ませているということ。
他の品種とかけ合わせて出来たこの品種のことを交雑種と呼びます。
特に和牛の種をつけることで、「ホルヌキ」と比較すると、断然に(霜降り)を初め、あらゆる面で肉質の向上が、期待できます。
肉屋ワタナベ商店で取り使っている牛肉は「和牛」と、
この「交雑種」です。
乳牛は
人間が牛乳を飲むために、牛を飼い
牛乳を飲むために妊娠させる。
産まれる子は、生を授かる前からお肉になることが決まっている。
肉用牛は
人間が牛肉を食べるために、牛を飼い
繁殖用母牛に選ばれた肉質の良いであろう牛は
そのいい肉質の牛を生産するために一生に何度も妊娠させる。
そして無論、その子は肉用に肥育される。
肉豚もほぼ同じです。
これを残酷だ、可哀想だと思う方もいらっしゃいます。
残酷だから肉は食べないという方も
中にはいらっしゃいます。
しかしこれが、私達がいつも美味しい牛乳を飲み、美味しいお肉を食べることができる理由です。
私の仕事を仕事として成り立たせてくれる大元です。
私に仕事があるのは家畜の命と献身で誠実な農家さんの仕事のおかげです。
食卓にお肉が並ぶのも、家畜の命と献身で誠実な農家さんの仕事のおかげです。
命を頂くことへの感謝、農家さんへの感謝を忘れずに、
あと、料理を、お弁当を作ってくれた人への感謝の気持ちを忘れずに、
「🙏いただきます😋」
を大事にしましょうね❣️
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
先日のワタナベ商店のブログを読んでいただいている方に向けたポイント2倍のSALE、ご好評いただきありがとうございます。
これからもそういった企画を実施していきますので、
ご愛読いただければありがたいです🙇